SR600奥入瀬(準備と前日)

シューペル・ランドネ(Super Randonnées :SR600km)はACPによって創設されたブルベの新しいカテゴリーで、距離は600km、累積標高は10000m以上になる山岳パーマネント(Permanents)です(オダックス・ジャパンさんHPより抜粋)。SR600奥入瀬は、オダックス埼玉さんが設定したコース。「SR600富士と比較すると、累積標高少なめ、交通量少なめ、信号少なめ、 仮眠ポイント少なめ、補給ポイント少なめと、万事控えめなコース」(オダックス埼玉さんHPより)とのことですが、実際はどうなのか、試してみよう。

 

「ランドヌールコース制限時間60時間をめいっぱい使って、しっかり休み、しっかり食べる」ことを重視して走行計画を立てた。

(計画)

初日:八戸を午前3時に出発、真っ暗になる前に小岩井農場を通過、雫石のファミマで夕食を済ませ、田沢瑚駅近くの宿(森湖休)に21時めどに到着、ウエアを洗濯して就寝。

2日目:午前4時半に田沢湖の宿を出発、昼までに八幡平を登頂、下山して昼食。十和田瑚の宿(十和田プリンスホテル)に20時までに到着、夕食をホテルで食べて就寝。

3日目:十和田瑚の宿を午前3時に出発、酸ケ湯温泉・八甲田山傘松峠に8時半までに到着、奥入瀬渓流をゆっくり見て、14時半までにゴール。

総時間59時間半のギリギリを狙う。

(前日)

午後、自宅を出発、輪行で八戸へ。ホテルはコンフォートホテル。チェックインしようとした際、クレジットカードを入れたカードケースがないことに気づいた。駅の改札を出る際、使ったので、駅からホテルの間で落としたに違いない。慌てて駅前広場に戻ったが見当たらない。身軽になるため、ホテルにチェックインして、警察に連絡した。拾ってくださった方から連絡があったとのこと。駅の下の交番で返却していただいた。手続きに書類を3枚作っていただいた。親切な方と警察官のご尽力のおかげで旅を続けることができた。大変ありがたい。感謝、感謝です。夕食は駅前の飲食店で食べたかったが、お店をのぞくと、何となく不安。コロナ禍でもあるので我慢。ローソンで弁当2つ、焼き鳥を買ってホテルで食べた。翌日早いので21時過ぎに就寝したが、いつもよりは早い時間だし、エアコンの音がうるさくて眠りに落ちない。結局、23時頃エアコンを切って、換気扇も切って、冷蔵庫の電源も切って、浅い眠りについた。

 

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八戸駅前に輪行を解いている方がいた。SR600の標識をが見えたのでスタート時刻を尋ねたら、明日4時とのこと。なんてことをしていて、カードケースを落としたようだ。