2022 RM429東京1350 日本列島1/2縦断_鹿児島~富山(前日)

5月3日、今日は、日本列島1/2縦断の出発地、鹿児島に向かう。午前8時TAXI GOで予約したタクシーに迎車してもらい、空港バス乗り場へ。自分はタクシーの助手席に座ることになったが、OS-500に入れた自転車は後部座席に難なく乗せられた。空港バス(京急バス)への自転車積み込みも問題なくでき、10時前に羽田空港に到着。

スーツケースは機械でチェックイン可能だが、自転車は係の方に預かってもらう。係員に危険物がないかチェックしてもらい無事通過。保安ゲートでバッグに「シリンダーがある」とのことで中身を確認されたが、「CO2ボンベ」だと説明したら「問題ない」と無事通過。

鹿児島空港から空港バス(南国交通)で鹿児島中央駅へ。ここも自転車の積み込みはOKだった。茶畑を過ぎたら桜島が見えた。

鹿児島中央駅のバス乗り場と同じビルにある西鉄ソラリアホテルにチェックイン。自転車を組み立て。輪行袋を宅急便で自宅へ発送してもらった。輪行袋がボストンバッグカバーからはみ出でいるので補償が効かないかも、と言われたが、了承のうえ依頼した。

 

市電に乗って桜島フェリー乗り場の下見と夕食へ。天文館通りが賑わっていた。コンビニで朝食を買い、早めに就寝。

 

2022 RM429東京1350 日本列島1/2縦断_鹿児島~富山(準備編)

2022年のゴールデンウィークはR東京さんのブルベ日本縦断1/2に参加することにした。

R東京さんのHPを引用させていただくと、

Ride Across Japan 1/2

Les Randonneurs Mondiaux(LRM)が認定するRMブルべです。

鹿児島県をスタートし、富山県を目指す片道ブルベです。

セルフサポートで、桜前線北上のように日本列島を1/2縦断します。

もう暖かい鹿児島桜島を出発し、佐多岬に立ち寄り日南、日向へ、佐賀関から四国へ渡りしまなみ海道から尾道へ、本州縦断の開始。山陽路の美しい瀬戸内海を楽しんだのち、姫路城前を抜けて日本海へ到達したらゴールはすぐそこです。

越前海岸を過ぎる頃南風が吹き始めれば快適に北上できることでしょう。

  • スタート:4月29日6:00~5月8日6:00の間で各自任意で選択
  • スタート地:鹿児島桜島(キューシート参照)
  • ゴール地:富山県富山市(キューシート参照)
  • 認定距離:1350km (総距離1351km、獲得標高約13000m予定)
  • 制限時間:112時間30分

と記載されています。

行程が長いこともあり以下のとおりキッチリ計画した。

<スタート前>

鹿児島へ前日入り。自転車は輪行袋OS-500に詰め、タクシーで空港バス乗り場へ行き、羽田空港へ。羽田‐鹿児島はJAL便。前泊は鹿児島中央駅バス乗り場の上のホテル。ホテルからOS-500は自宅へ発送する。OS-500発送用にあらかじめヤマト運輸の「ボストンバッグカバー」を調達。

当日、5:30の桜島フェリーに乗船、乗船時間は15分。6:00スタート。

<走行計画>

基本は「できるだけ、しっかり寝て、おいしいものを食べる」「雨、風、メカトラもあり得るので、余裕を持った計画とする」とした。

宿泊はホテル。昼食・夕食は飲食店、朝食はホテルに入る前にコンビニで購入、ホテルで食すこととした。昼食・夕食・ホテルの間の平均走行時速は18km/h(序盤だけ19km/h)とした。

宿泊地は、宮崎県高鍋町愛媛県松山市兵庫県姫路市福井県小浜市の4か所。

ドロップバッグとして、姫路に着替え、予備電池、予備チューブ、予備の前照灯・尾灯を送付。

走行距離は、初日301km、2日目206km、3日目324km、4日目273km、4日目256km。

走行時間は110時間(2時間程度の余裕をもってゴール)、ゴール時刻は20時。

<ゴール後>

荷物はコンビニで自宅へ発送。

ゴール当日の新幹線21時21分発で富山を出発、深夜に帰宅。

積算
距離
地点名 到着時間 マージン 滞在
時間
区間距離
0.0km Start LAWSON桜島フェリーターミナル店 M/4 06:00      
59.2km ローソン 南大隅根占店 M/4 09:06 1:50 0:10 59.2
94.4km 通過チェック1:佐多岬公園観光案内所 M/4 11:07 1:05 0:10 94.4
128.0km 昼食:きよかラーメン M/4 13:03 1:57 0:20 128.0
174.0km ファミリーマート 志布志有明 M/4 15:48 3:02 0:20 174.0
222.7km 夕食:日南路(鶏唐揚げ) M/4 18:41 4:12 0:30 222.7
255.6km 通過チェック2:JR青島駅 M/4 21:00 4:37 0:10 255.6
301.0km HOTEL AZ 宮崎高鍋 M/4 23:41 5:43 6:00 301.0
323.0km ローソン 日向美々津店 M/5 06:54 0:20 0:20 22.0
441.2km 臼杵港フェリーターミナル 乗船14:40-17:00 M/5 13:48 3:17 3:42 140.2
478.1km 通過チェック3:JR下灘駅 M/5 19:33 0:36 0:10 36.9
505.2km 夕食:モスバーガーorファミマイートイン M/5 21:13 1:11 0:20 64.0
506.8km ホテルクラウンヒルズ松山 M/5 21:38 0:54 5:30 65.6
561.2km ローソン 大島吉海店 M/6 06:09 ###### 0:20 54.4
581.2km 多々羅しまなみ公園  M/6 07:35 ###### 0:10 74.4
648.2km PC1 FamilyMart福山鞆町 M/6 11:28 0:37 0:20 141.4
710.4km ファミリーマート 倉敷笹沖西イートイン M/6 15:15 2:01 0:20 203.6
773.2km 夕食:泉富久(かきおこ21時まで) 日生 M/6 19:04 3:26 0:30 266.4
811.8km 通過チェック4:道の駅 みつ駅 M/6 21:42 4:01 0:10 305.0
831.1km コンフォートホテル姫路 M/6 22:56 4:23 6:30 324.3
900.2km ミニストップ 和田山寺谷店 M/7 09:16 ###### 0:20 69.1
940.5km 通過チェック5:JR城崎温泉駅 昼食:かに寿司大黒屋 M/7 11:50 0:35 0:30 109.4
1,013.1km 通過チェック6:伊根湾めぐりのりばクジラ看板 M/7 16:22 2:06 0:10 182.0
1,032.3km ミニストップ M/7 17:36 2:28 0:20 201.2
1,068.2km 夕食:すきや M/7 19:55 3:08 0:30 237.1
1,096.2km ローソン(朝食購入) M/7 21:58 3:25 0:10 265.1
1,104.2km ホテルアーバンポート(小浜) M/7 22:34 3:29 6:00 273.1
1,192.8km 通過チェック7:ローソン 越前海岸店 M/8 09:29 ###### 0:20 88.6
1,269.2km 昼食:ファミマ加賀伊切町店イートイン M/8 14:03 1:45 0:20 165.0
1,305.2km 夕食:かつや M/8 16:23 2:25 0:40 201.0
1,360.6km Finish LAWSON富山北新町店 M/8 20:07 2:23   256.4
  かがやき 21:21発 #VALUE! ######    

<装備>

〇バッグ

モンベル「フロントバッグ」モンベル | オンラインショップ | フロントバッグ (montbell.jp)

・Blackburn(ブラックバーン) Outpost Seat Pack and Drybag/アウトポストシートパック&ドライバッグBlackburn(ブラックバーン) Outpost Seat Pack and Drybag/アウトポストシートパック&ドライバッグ | Intertec Online Store (intertecinc.co.jp)

前照灯cateye VOLT800 VOLT800 | 製品情報 | CATEYE(キャットアイ)を2灯

〇尾灯:cateye omuni5OMNI 5 | 製品情報 | CATEYE(キャットアイ)

              cateye omuni3 autoOMNI3 AUTO | 製品情報 | CATEYE(キャットアイ)

〇タイヤ:Pirelli P ZERO 25CPIRELLI ロードレーシング・ラインナップ | RIOGRANDE

SR600 奥入瀬 まとめ

当初計画の「制限時間60時間をめいっぱい使って、しっかり休み、しっかり食べる」に関していえば、「58時間25分で、しっかり休み走れた」と言えるが、「しっかり食べる」は十分じゃなかった。

「食べる」に関して、初日、2日目は予定どおり補給ポイントに立ち寄りできたが、消費カロリーに対して補給した量が少なかったようだ。発汗量が多くて、水分をたくさん摂ったので食欲不振がひどかったのも原因。3日目は、計画・実際とも補給ポイントに到着した時間が早すぎて店が開いていなかった。

睡眠時間に関しては、初日260km、2日目200km、3日目140kmの距離配分が適当だったので、2泊とも4、5時間確保できた。寝不足で苦しむことはなかった。

装備に関しては、概ね適当だった。

・レーパン・半袖ジャージ・アンダーシャツ・ソックスは1セットを携帯、1泊目で洗濯した。「グローブ、キャップ、ハンカチ」は予備を持たず宿泊の都度、洗濯した。気温が高いので多少湿っていても不快でないことも幸いした。

・レインジャケットは初日ゲリラ豪雨の際に使った(レインパンツは持たなかった)。

予備バッテリー1個を携帯したが、使わなかった。

・フロントライト(VOLT800)2灯装備したうち1灯は2日目の夕方使いきった。2灯目は2日目の夕方真っ暗な十和田湖畔で2灯つけた際と3日目の早朝に使ったのみ。フロントライトは充電しなかった。

走る季節について言えば、小岩井農場、八幡平、傘松峠とみどころたくさんの素晴らしいルートだったが、やはりコースマスターがおっしゃるように春のほうが一層楽しそう。5月の連休明けに行ってみたい。気温が低い分、装備は、今回より重装備になると思うが食欲不振にはならないだろう。食料は今回より多めに持てるようにスペースを確保しなければならないだろう。

 

SR600 奥入瀬 三日目

午前2時半に起床。朝食は前日コンビニで買ったパン。ホテルの売店で買った水をボトルに補充する。午前3時に出発。まだ暗いが、路面は昨日の道ほど悪くはないので走りやすい。十和田湖畔の道は平たんだったが、じわじわ登っていく。思いのほか湿度が高いようでサングラスが曇る。蒸し暑い。外輪山(滝ノ沢峠)の登りは勾配10%超になり汗だくになった。登り切った後は気持ちの良い下りとなった。徐々に明るくなり周囲の景色を見ながらPC8虹の瑚に向かって下る。

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4時37分、PC8虹の瑚レストハウスに到着。計画比30分先行。もちろん営業開始前。貼り紙によると、ここは「団体用の休憩所となっていて、レストランと売店は閉鎖されている」とのこと。

虹の瑚から4kmほど進み、4時54分、標高121m、ローソン黒石南中野店で休憩。豆大福、プリン、バナナ、ヨーグルトを補給。R394を酸が湯温泉(標高890m)に向かって登る。天気は良い。疲労がたまってきたようで、ノロノロ進む。一度、登りの途中で10分ほど休憩。

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黒石を出発して、1時間以上登ってきた。標高は600mを超えたかな。眺めがよくなってきた。7月下旬だけど、あじさいが咲いている。

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城ヶ倉大橋、橋は新しくて立派。眺めは最高。標高710m、私のほかに誰もいない。景色を独り占め。

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7時17分、酸が湯温泉。落ち着いた雰囲気。日帰り入浴もできるけど、時間の余裕はないので次の機会にする。ここは自販機はなかった。トイレに行って、少し休憩して出発。

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酸が湯を出発してすぐ「火山現象跡地」。温泉が噴出しているようで湯気が出ている。硫黄の匂いも。

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7時51分、PC9傘松峠。春に来れば雪の回廊が見れるところ。標高1,040m。逆光なので写真は南から撮った。

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ブナの森の中を気持ちよく下る。緑が美しい。猿倉温泉などいくつか温泉を見かけるがスルー。

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8時32分、渓流の駅 おいらせ。開店準備中につき店の前を通過しただけ。隣は星野リゾートのホテル。

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奥入瀬渓流。ゆっくり渓流を眺めて走る。路面は悪い、クルマも少なくない。注意深く進む。

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奥入瀬渓流。渓流と森林の眺めを見て、何度も止まって写真を撮ってしまった。結構時間がかかった。

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9時52分、標高400m、子ノ口湖畔食堂。開店前だった。JRバスの駅のトイレに行き、十和田湖畔のベンチで手持ちの補給食を摂り休憩。疲労感が強くなってきた。

残り60km、ゴール時限まで5時間あるので時間に余裕はある。子ノ口は、十和田湖畔に山越えせずにたどり着ける唯一のルートだが、これからゴールに向かうには、もうひとつ山越えすることになる。少し憂鬱になりつつスタート。4kmほど湖畔を進み左折すると登りが始まった。勾配10%を超えて、あまりにペースが遅くなったので、押し歩きした(へとへとです)。

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気を取り直して再び乗車。ピークは標高680m、秋田県に入る(ゴールは八戸なんだけど・・)。このあと道の駅「しんこう」があったが、早くゴールしたいのでパスした。

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疲労困ぱいだけど、下りのおかげで、脚はまわってくれた。11時38分、PC10キリストの墓。自販機のジュースで休憩。「キリすとっぷ」は開いていた。気温が上がってきた。さっさとゴールしたほうが良さそうだ。

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五戸の自販機前で一度休憩。ずっと下りかと思いきや、多少のアップダウンがあった。八戸駅西口から東口に高架で超えるときは「もう勘弁して」とつぶやいてしまった。

13時25分、八戸にゴールした。総時間58時間25分でした。

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ゴール後、コインロッカーで荷物を出し、はちのへ温泉へ。汗を流し、着替えもした。温泉の入口でSR600奥入瀬の参加者とお話ができた。「22日スタートでDNSした」とのこと。結局、お話ができた参加者はスタート前とゴール後の2人だけだった。八戸駅ドトールでコーヒーを飲み、はやぶさに乗車、帰宅した。

 

SR600 奥入瀬 二日目

4時まえに起床、朝食は前日買ったおいなりとおにぎり。4km前後先にデイリーヤマザキ、ローソンがあるが、開店前のはずなので当てにならない。次のコンビニは125km先、飲食できる場所は69km先の八幡平山頂レストハウス、八幡平下山から安比にかけて。前日雫石のコンビニで買ったパンをもつことにした。

4時半に宿(標高220m)を出発。

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4時半、田沢瑚駅前の宿を出発

 

玉川温泉新玉川温泉を見ながら標高を上げていく。2年前女川竜飛1000のときに使ったトイレも見つけた。涼しくて、それほど暑さが気にならない。

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5時59分、二日目25km地点、標高416m、PC5宝仙湖

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宝仙瑚、2年前の女川竜飛1000のときもここで撮った

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玉川温泉に向けて登る

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霧が出てきたこともあるが、すぐに晴れた

 

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7時45分、二日目46km地点、標高970m、大場谷地湿原。ここまで登って、一気に下る。

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標高970mからこの分岐点(標高617m)へ下った。トイレをお借りして、ここから八幡平山頂(標高1542m)を目指し出発。

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8時58分、標高955m、二日目58km地点、八幡平ビジターセンター。自販機の缶コーヒーで休憩。ここから登山する人が熊鈴をもって出発していた。熊出没注意の看板も。

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標高1023m、後生掛温泉売店、カフェがあるようですが、今回は立ち寄らなかった。

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アスピーテラインを延々と登り続ける。

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勾配は時々10%超になってキツイ

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10時16分、標高1560m、二日目67km地点、八幡平 大深沢展望台。絶景に感動、思わず声がでる。

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八幡平山頂付近、風が気持ちよい。

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10時26分、69km地点、標高1536m、八幡平山頂レストハウス前。

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レストハウスでトイレに行き、山ぶどうジュースを飲んで休憩。

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10時41分、二日目71km地点、PC6,藤七温泉前バス停。八幡平樹海ラインを下る。登り返しは辛いが、下りは気持ち良い。

松川温泉、八幡平スキー場の看板を見ながら樹海ラインを下り安比高原レインボーラインとの交差点に来た。空腹感があるので、事前にチェックしていたレストランこがけを探すも見当たらない(実は左折せず、直進した先だった)。やむなく進み11時50分「まっちゃん市場」で休憩、そば、ネクタリン、アイスもなかを補給。ネクタリンはPBPでも食べた懐かしい味。12時半頃出発、やっぱりもう少し食べたい気分。安比高原はテニス大会で賑わっていた。あっぴ亭(十和田バラ焼き)で食べようと思ったが、閉店時間14時前に通過したが店じまいの途中だった、残念。

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13時半、「ぱなっしゅ」でハンバーグランチにした。

14時39分、二日目125km地点、ローソン 八幡平安代インター店に到着。明日の朝食を調達。この後、西日を浴びながら標高200m~300mを小刻みにアップダウンを繰り返す。登りは短いけど、しばしば、勾配は10%超になり、八幡平を登った足にはキツイ(これは予想外だった)。標高が低いので暑くて汗びっしょり。今日もっともキツかったところ。

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田子町で左折して国道104号に入り「関所の茶屋」(店は閉まっていた)の自販機のジュースで休憩。今日泊まるホテルに電話してディナーを「19時半から」と予約。

また秋田県境に向けて登る。

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県境はピークよりも北、少し下った先にある。スノーシェードは複数あるので注意。

県境、標高530から標高180mまで下って、発荷峠(標高625m)を登る。ここも勾配10%超。十和田瑚はカルデラ瑚なので湖畔に行くには外輪山(だいたい標高600mくらい)を登らねばならい。発荷峠は暗くなる前に通過。十和田湖畔への下りで暗くなった。湖畔の道の路面はガタガタ、街灯はなく走りにくい。19時20分、今日の宿、十和田プリンスホテルにチェックイン。自転車はタイヤを拭けば部屋に入れて良いとのことで、入れさせていただいた。

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20時からディナー。周囲はカップル、家族連れ。ほたてのスープが美味かった。21時に部屋に帰って、シャワーを浴び、22時には就寝。

 

SR600 奥入瀬 一日目その2

11時55分、150km地点、道の駅 三田貝分校に到着。計画より30分早い。気温が上がり暑くなってきて汗をかく。ここは、昔小学校だったところ。あまり食欲はないが、ここで昼食「給食風セット」を食べた。

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今日の昼食。すぐ着席できたが、しばらくしてほぼ満席に。ドライブの客で賑わっていた。

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道の駅 三田貝分校で昼食後、岩手県岩泉の龍泉洞コーヒーで休憩。12時50分頃出発、1時間近く、道の駅にいた。

道の駅の標高401mから、標高899mの早坂峠を登る。この間の距離は12km平均勾配5.6%。平均10km/hで計画していた。国道455号から旧道に分岐した後、雨がパラパラ落ちてきた。雨脚は徐々にひどくなる。何とかピークに到着。スマホを濡らしたくないのでデジカメでPCの証跡写真を撮影した直後、バケツを倒したような大雨となった。

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162km地点、13時55分、PC3早坂峠に到着。計画より20分ほど早いが、登りのペースはほぼ予想どおり。

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早坂峠ビジターセンター(営業していた)の軒先でリアルゴールドを飲みながら雨宿り。盛岡から来たオフロードバイクのお兄さんと一緒。

雨雲レーダーを見ると、雨は早坂峠周辺のみ。数キロ走れば、雨は降っていないようだった。ただし、ここから雨雲が去るのは1時間以上後の予想。思い切って雨の中出発することにした。レインジャケットを着て、出発。道路は川のよう。下り坂をディスクブレーキが大きな音をたてて制動してくれた。10分ほどで国道455との合流点に到着したら、雨は小雨になった。数キロ進むと雨は降っておらず路面は乾いていた。だけど時々、背中で雷の音がしてヒヤヒヤ。

15時55分、204km地点、標高248m、ローソン 盛岡桜台店に到着。カットりんご、クレープ、チーズケーキ、牛乳を補給。標高が下がって暑い。

盛岡市東北新幹線のガードをくぐり、岩手銀河鉄道滝沢駅前からまた登り坂。標高480mまで登って、下り坂になった。

 

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牧場の間を通り抜ける気持ちの良い下り坂。小岩井農場へ向かう。

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17時37分、229km地点、PC4小岩井農場まきば園。暗くなる前に到着。まきば園の中ではバーベキューをやってるみたい。肉の焼ける匂い。

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気持ちよく雫石に向かって下る

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牧場の先、遠くに積乱雲が見える。

18時6分、223km地点、ファミリーマート雫石バイパス店で夕食。食欲はない。チキンステーキ弁当、サラダ、カニかまぼこをトマトジュースと牛乳で流し込む。明朝のおいなりとおにぎりも購入。

18時半過ぎに出発(計画より1時間余り早い)、国道40号線を竜川に沿って登る。結構、疲れてきた。雨が、「しとしと」降ってきた。雨脚は弱いのでレインジャケットは着ないで進む。勾配は緩いがなかなかピークにつかない。走行距離240kmを超え、今日もっともしんどかったところ。

やっとピークの仙岩トンネル(2,544m)標高576mを通過、その後、下りながらトンネルを多数通過。クルマが怖いので一気に下る。結局、クルマ数台に追い越されただけだった。下り始めて、あっという間に、田沢瑚駅前に到着。19時50分頃だったけど事前に夕食を検討していた中華料理屋「珍来飯店」は店じまいの作業中だった。

20時、田沢湖駅前の宿「森湖休」に到着。私以外の客は、オートバイの2人連れだけ。自転車は玄関に置かせていただいた。湿度が高く、蒸し暑い。風呂に入り、21時、駅の南にあるコインランドリーまで10分ほど歩き(あとで思うと自転車で行けばよかった)、ウエアを洗濯。洗濯が終わるまで駅前広場で時間をつぶして22時過ぎ、宿に戻った。ダブルベッドなので大きくてよい。充電などやって23時に就寝した。宿の向いはスナックだけどそれほど騒音は気にならなかった。

SR600 奥入瀬 一日目その1

一日目、7月23日は2時起床、前日駅前のローソンで買ったパンを朝食にした。2時45分にホテルを出て、八戸駅前に向かう。輪行時の着替えなどをバックパックに入れて、駅のコインロッカーに入れた。ここのロッカーは最新のものでパスモで支払いができた。日の出前で暗いので、フロントライトを時計と掲示版に照らして試し撮り。時計が3時になるのを待って、写真撮影して、スタートした。八戸ニュータウンから早速アップダウンが始まった。路上の気温表示は20℃だけど蒸し蒸しして、数字ほど涼しく感じない。霧も出てきて、サングラスに水滴がつくようになった。

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洋野町大野の集落に出て、霧は消えた。

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標高420mほどの峠を越えて久慈市に入った。

 

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64km地点、道の駅 白樺の里 やまがたに到着。6時20分、まだ店は開いていない。トイレをお借りして缶コーヒーで休憩。

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7時27分、標高740m、PC1 平庭峠。ここまででSR600参加者と思われる方3人に抜かれた。暑くない。登りの傾斜も マイルド。

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平庭峠を左折すると白樺の森の中へ。

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角掛峠(470m)、卯坂峠(550m)を越える

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9時45分、PC2「安家洞」

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安家川の氾濫を受けて、道路工事中。ダンプトラックも走ってた。数キロダートが続くが橋を渡って、舗装路へ復帰。

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9時59分、118km地点、安家洞の数百メートル先にあった「たまべん」商店。店の横のトイレをお借りして、自販機でジュースを買って手持ちの補給食を食べて休憩。お店は営業中だったようです。