BRM502日本橋1000ツールド奥の細道
5月の連休の後半、AR日本橋さん主催のブルベ「ツールド奥の細道1,000km」というサイクリングイベントを走ってきました。アップダウンがたくさん、寒暖差が大、ほとんど向かい風、2度パンク修理したこともあって、何度か制限時間オーバーのピンチがあったが、何とか73時間38分で完走。
ルートは、松尾芭蕉と忌野清志郎さん(2002年に自転車で走った)の足跡を辿ったもの。
海辺、山、川、平野と変化に富む素晴らしいルートでした。日光や那須の登り、(三陸)リアスブルーライン、鳥海山や月山の眺めも良かった(ゴールして3日経ち、キツかったことを忘れてきた)。
<実走行程>
(初日)5月2日11時~22時40分190km:スタート木場(東京)~日光(裏見の滝)~矢板(ホテル泊)
(2日目)5月3日2時~22時20分344㎞:矢板~那須湯本~大田原~福島~仙台~石巻(ホテル泊)
(3日目)5月4日2時~22時半314㎞:石巻~平泉~鳴子温泉~天童(ホテル泊)
(最終目)5月5日3時~12時半162㎞:天童~酒田~ゴール象潟(秋田)
<気温℃(サイコンの値)>
(初日)平均16最低4最高34(2日目)平均13最低0最高29(3日目)平均15最低3最高33(最終日)平均9最低0最高10
<雑感>
(初日)スタート前から雨が降り、レインウエアでスタート。浅草で雨は止み、以降は晴れとなった。都内は信号峠だが、埼玉以降は向かい風ながら、徐々にペースアップできた。今市駅前の定食屋で夕飯。
(2日目)大田原から仙台まで向い風でペース上がらず苦戦、休憩を削って制限時間をクリア。夕食は仙台のファミレス。
(3日目)北上川沿いをのんびり走っていたら、平泉の手前でタイヤがサイドカットしてパンク、30分ロスして制限時間ギリギリペースに。また休憩を削って走る。平泉を出発後は気温30℃、頭がボーとするなかアップダウンの繰り返し。「もう大丈夫」と思っていたら、鳴子温泉の直前で再びパンク、残り距離10㎞弱、制限時間まで50分間。「時間オーバー」が頭をよぎったが「やれることはやろう」と気を取り直し、修理して再出発。踏みまくって、制限時間10分前に鳴子温泉に到着(あぶなかった)。鳴子温泉からの峠越えは夜間となり、気温3℃。夜間用に携帯していたジャケットを石巻から自宅に送付してしまったため、薄いウインドブレーカーで震えながらダウンヒルするはめに。
(その他)東北地方の路面は雪国のせいか、ガタガタが多く、お尻に厳しかったが、皮サドルのおかげで、痛みは少なかった(200㎞走ったのと感覚は同じかなあ)。